産後女性の実態アンケート調査からわかった産後禿げ対策

産後の抜け毛に「白血病?」「貞子か!!」と、驚く女性は少なくありません。また、産後、自分の心や体に起きる思いがけない変化に戸惑ったり、「なぜかイライラする」「『よっこいしょ』が口癖になった」——こうした悩みの背景には、単なる疲れだけでなく、栄養や睡眠、筋力の変化が複雑に絡み合っていることが指摘されていましたが、はっきりした調査がありませんでした。そのため、日本産後ダイエット協会、産前産後HealthcareLabでは、ママパパフェスで来場者にアンケート調査をしました。

今回実施した産後ママの実態調査から、8つのテーマ軸でクロス分析を行いました。そのデータから見えてきたリアルな産後の実態と、今日からできる具体的アクションをお届けします。

産後ママの実態調査クロス分析結果

10%が握力20kg以下、平均値を下回る 

3.40代の女性の平均握力は27㎏ですが、64人のママ達の握力平均は25㎏。
また、10%は握力20kを切り、小学生程度の握力になっている方もいらっしゃいました。
握力は全身の筋力のバロメーターになります。
その方のもとの握力が分からなければ、筋力低下が起きているとは言えませんが、筋力が弱った状態で、日々重たくなる赤ちゃんを育てるのは大変なことです。

特に手首の痛み(抱っこ腱鞘炎)や「物を落としやすくなった」と感じている方の80%以上が、握力20kg未満という基準値以下の数値を示しています。

産後に起きる指先、手のトラブル

産後は腱鞘炎で手首や親指を痛める方が多いのですが、リウマチのように手がこわばったり、指を曲げようとしてもひっかかりを感じてうまく指が曲げられないばね指などの症状が出る方もいます。

これらは、更年期女性にも見られる症状で、女性ホルモンとの関係が示唆されていますが、赤ちゃんの添い寝、抱っこによる腕の神経への負担も原因の一つ。

良くものを落とすようになった、手に違和感がある、という時は、ぜひ産後クラスにケアにお越しください。

タンパク質摂取とメンタルヘルスの相関関係

1日のタンパク質摂取量とメンタルの安定度には強い相関が見られました。
よく食べる食材の中で、タンパク質にチェクが付かないグループ、つまり、タンパク質が不足している層では、約8割が強いストレスや精神的な不安定さを感じているのに対し、タンパク質を食べている層ではその割合が大幅に低下します。

食生活が糖質に偏り、タンパク質不足と思われる層

・精神的な不安定さ・強いストレスを感じている割合:78.6%
・イライラ感や自己否定感を頻繁に感じる割合:65.2%

タンパク質を意識的に食べている層

・精神的な不安定さ・強いストレスを感じている割合:31.3%
・イライラ感や自己否定感を頻繁に感じる割合:22.4%

タンパク質不足で、髪の毛がごっそり抜ける

アンケートでは、産後の髪の毛について、
・少し抜けた
・びっくりするくらい抜けた
・現在も抜けている
・変化が分からない
の4項目で質問をしました。

「びっくするくらい抜けた」と回答された7割以上が、食生活でタンパク質不足が疑われました。

出産時の出血、悪露、授乳や回復のために、通常よりもタンパク質が必要になる産後の身体です。
髪の主成分であるケラチンの生成にもタンパク質が不可欠です。ホルモンの変化に加えて栄養不足が重なることで、大量の抜け毛につながっているものと考えられます。

今日から試したい!産後ママのための具体的アクション

手軽な「ちょい足しタンパク質」

まとまった料理を作る時間がなくても、手軽にタンパク質を補給しましょう。
鰹節で出汁をとった味噌汁、骨付き肉で出汁をとったスープを毎食つけることがおススメです。
これに加えて、

このような補助食品での栄養摂取も大切です。

産後の心身の不調は、決して「お母さん個人の努力不足」や「気の持ちよう」ではありません。栄養や睡眠を意識的に満たし、身体の土台を整えていくことで、心にも少しずつゆとりが戻ってきます。まずは今日の一杯のプロテインや、一口の豆乳から始めてみませんか?

具体的に気になるデータや、さらに深く知りたいケア方法などがありましたら、お気軽にお知らせください。

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