Brilliant Baby 様主催のバギーヨガⓇが群馬県前橋市敷島公園で開催され、 妊婦2名、産後2か月のママ、双子ちゃんママなど8人のママが参加してくださいました。
1月28日と言えば、寒さが厳しくなる時期です。さらに、先週までの天気予報では雨であったり、寒さが厳しいとのニュースでしたが、当日は晴天でとても暖かく、上着を脱いで行うほどでした。ご参加者者さまや主催者様のこの日を楽しみにしている気持ちがお天気を連れてきてくれました。
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バギーヨガは、ベビーカーで赤ちゃんを眠らせながら、公園でヨガをする日本産後ダイエット協会考案のヨガスタイル。
パパママも一緒に、そして上のお子様も一緒に芝生遊びをしながらリフレッシュタイムをとることができます。
公園に許可をとり、芝生上で行うバギーヨガ。下向きのポーズをとると芝生のいい香りが鼻腔に広がり懐かしい気持ちが湧いてきます。
空を向くポーズは太陽光で目がやられてしまわないように、顔の向きや視線を考慮しています。
太陽のもと、気持ちい風を受けながら身体を動かすと、とてもリフレッシュすることができます。ベビーカーを揺らしながら行いますので、赤ちゃんはそこで眠ってしまうことが多く、もし、泣いてしまっても、屋外だと声が響かず、周囲に迷惑も掛けません。
もちろん、赤ちゃんが泣いてしまった時は、抱っこして継続することができます。
一番の違いは、屋外で行うことをメインにし、ベビーカーと言う補助具がある事です。
産後は筋力低下を起こしているうえ、バランスをとる力も落ちています。これらを回復させるときに、ヨガやピラティスはとても有効なのですが、ここに来るママたちは、「初心者」「内臓下垂を起こしている産後」「腹直筋離開を起こしているかもしれない」「筋力低下をおこしている」状態です。そこに、3㎏以上の赤ちゃんをおもりに使ってしまうと、産後の身体へのダメージも気になります。
特に、子宮頸管無力症や切迫入院していたママの身体の骨盤帯のゆるみは著しいので、負荷をかける前に、しっかり自重で筋力回復させていくことが大切です。
このことを理解して注意しながら指導ができていればいいのですが、ヨガはグループレッスンであり、赤ちゃんもいるとなると、注意散漫になり腹圧のかけ方によっては腹直筋離開や尿漏れが悪化してしまうことがあります。
バギーヨガⓇは、立位中心で腹圧のかけかたは通常のヨガとは異なり、逆複式呼吸を使っています。また、ベビーカーという補助具を使うことで無理な力を使わず身体のアライメントを整えながら、リフレッシュをしていくことができます。
ヨガは、ヨガマットやヨガウェアにこだわるというところも面白みの一つですが、バギーヨガⓇはヨガマット不要用。動きやすい服装であれば普段着でもOK。産後は荷物が多くなってしまうので、荷物を少なく、手軽にできるところもママ向けに考慮している点です。
ポーズをとり、呼吸にあわせて、ゆっくりベビーカーを前後に動かしていきます。ママの呼吸と赤ちゃんの呼吸があってくると、赤ちゃんは落ち着いて眠りの世界へ。ママ、赤ちゃんに極力負担をかけずに、ママの心と身体をメンテナンスしていくのがバギーヨガⓇです。
ヨガの最後は、屍のポーズと言いわれるシャーバーサナを行うのが一般的なヨガです。仰向けに寝て無の状態になり、寝入る寸前の超リラックス状態を作り出します。バギーヨガでは、この時間を立位のまま、ママになってから頑張っているご自身を振り返えり、ご自身に感謝とねぎらいをする瞑想の時間にしています。
出産してから、どれくらいママたちは自分の時間をもち、自分をほめ、労わっているでしょうか?
この投げかけをするだけで、じわっと涙があふれてくるママも少なくありません。この時期のママたちに必要なことは、頑張っているご自身に気が付きそんな自分を誉めて労う時間です。
夜中の授乳やおむつ替えで睡眠不足、疲労も回復しないまま朝を迎え、家族のために朝ご飯を作り、赤ちゃんの事を気にしながら自身も食事をとり、時に離乳食に悪戦苦闘し、洗濯物やおむつ替え、授乳、食器洗いを平行してバタバタする朝。一息ついたころには、また昼食を用意し、夕飯の買い物にも行かなければなりません。
肩こり腰痛、腱鞘炎等の痛みを抱えながら、この毎日をすごすことを当たり前にしてしまっているママたち。頑張っていることにも気が付いていません。
特に身体の不具合にも気づかずにすごしていたり、気が付いているけどケアを後回しにしているママがほとんどです。
そんな頑張っているママたちに、自分の身体の声や心の声に気が付いてもらい、ご自身を労い、肉体への感謝をする時間は、その後の夫婦関係や親子関係にも良い影響を与えます。
ヨガのあとは、主催者やママたちの交流タイム。
ここで、
「瞑想の時、身体に痛みがあることが当たり前になっている自分に気が付きました。痛みがあるって当たり前じゃないですよね?ケアしたほうがいいですよね」
と、お話しをしてくれたママがいました。
「産後なんだし、赤ちゃんを抱っこしているから痛みがあるのが当たり前だと思っていました。痛みは出てしまうからこそ、ケアが必要な時期ですよね。言ってみれば当たり前なのに、全然気が付きませんでした」
そうなんです。産後だし、赤ちゃんを抱っこやおんぶをしていたら身体に負担がかかり、痛みが生じてしまうのは仕方がない。でも、それを放置するのが当たり前になっていることは問題です。
人生が100年時代になり、産後のこの時期は、まだ折り返しの手前です。ここで関節の不具合を放置しておくと、第2子、3子出産後はもっと身体に負担がかかってしまいます。わずかだと思っている不調が、更年期には加速してしまうのが女性の身体です。
例えば、まっすぐの鉄の棒。まっすぐの時は曲がりにくくても、一度曲がってしまえば、あとは力を加えたときに曲がりやすくなってしまいますよね。
それと同じように、産後の不調をそのままにしておくと、更年期に背骨や膝関節、足指が曲がりやすく(外反母趾)なってしまいます。
産後だけでなく、パパも子育て中はしっかりセルフケアをしていきましょう。
次回は3月の開催予定です。
お問合せ先
インポートベビーグッズのお店 Brilliant Baby / ブリベビ
電話番号 027-289-5823
店舗住所 群馬県前橋市荒牧町4-1-20
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