6月といえば、梅雨の季節。湿気が多く、気圧の変化も激しいこの時期は、体の「むくみ」を感じやすくなります。これ、放置しておくと危険です。夏にさらに足が重だるい、太い!、朝起きたときに顔がパンパン…そんな症状に悩まされてしまいます。
今回は、6月特有のむくみの原因と、効果的な対策ポイントをご紹介します。
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梅雨時期のむくみの大きな要因の一つが「低気圧」です。では、なぜ気圧が下がるとむくみやすくなるのでしょうか?実は、これは体の「水分調整機能」と「血管の働き」が密接に関係しています。
気圧が低くなると、私たちの体の外からの圧力が弱まります。すると、血管が拡張しやすくなり、血液やリンパ液が末端にたまりやすくなります。とくに足元など重力の影響を受けやすい部分に「滞り」が生じやすくなり、これが「むくみ」として現れます。
低気圧になると、副交感神経が優位になり、リラックスモードへと体が切り替わります。これは一見良いことに思えますが、血流やリンパの流れがやや緩やかになることで、水分代謝も落ち、余分な水分が排出されにくくなるのです。
最近では、気圧の変化を感知する「内耳」や「圧受容器(バロレセプター)」が影響を受けて、自律神経を通じて全身の水分バランスに変化が起こるという説も注目されています。とくに敏感な人は、気圧の変動で頭痛やだるさ、むくみといった不調が出やすいとされています。
雨の日が続くと外出の機会が減り、自然と運動不足になり、下半身の血流やリンパの流れが滞り、むくみやすくなります。マッサージも効果的ですが、ふくらはぎや股関節を使うエクササイズの方が効果的で予防にもつながります。
手軽に運動ができると言われているEMSですが、全身をくまなく運動させることができないことと、電気信号に身体が鳴れてしまうのがネック。下肢のむくみを摂るために脹脛や腿裏に電極をあてて通電させるのは浮腫み解放効果は期待ができます。
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浮腫み改善にオススメなのは、ゴキブリ体操とスクワット。
ゴキブリ体操は、仰向けにねて、両手足を天井に向け、ブラブラさせるエクササイズです。
スクワットは、腰を痛めないように、ワイドスクワットで行うのがオススメです。
意外に多いのが「冷房による冷え」。冷たい飲み物の摂りすぎや、室内外の寒暖差によって血行不良を引き起こし、むくみの原因に。
特に大切なポイントがくるぶし、かかと、脹脛。
ここは生殖器の反射区でもあり、ここを冷やすと内臓がひえて浮腫みやすくなりますしPMAがひどくなります。足のつま先は解放されているレギンスタイプでもいいので、くるぶし、アキレス腱あたりはしっかりあたためましょう。
やはりオススメなのが、足浴。特に、アイテムを一つたしてあげると効果が劇的にあがるのでやってみて。
○エプソムソルト
○クイナブ バスソルト
○炭酸乳溶剤
○白湯を飲みながらの足浴
浮腫みケアと言えばカリウムと思われがちですが、塩分によるむくみにカリウムは効果的ですが、気圧や冷えによるむくみには効果を果たしません。
温めること、筋力をつける事、排泄を促す運動をする事。これがとても大事です。
足がパンパン浮腫んでしまうと、運動もイヤになりますが、その浮腫みは冷えが原因ですから温めていきましょう。この時、筋肉を動かし、自ら熱を作れると効果的ですので、めんどくさがらずにスクワットをやってみてくださいね。
効果を発揮するかたもいるのですが、たいていの場合は、リンパ管や血管を押しつぶしてしまい、ながらが悪くなりかえって浮腫んでしまいます。結果として、足に強いゴムの痕が付いたり、顔がパンパンにむくんでしまうことがあるので注意してご自身を観察してください。
6月のむくみは、梅雨の気候による自然な体の反応でもあります。無理をせず、日々の生活にちょっとした工夫を取り入れて、自分の体と向き合ってみましょう。浮腫みがある部分は冷えやすく、冷房が強くなる夏、その冷えがもとで体調を崩しやすくなる方もいますのでしっかりケアしていきましょう。
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