便利になった子育て環境と、見えにくくなった本質

Contents

自然法則で見る妊娠出産・子育て環境

子育て環境は、モノや制度の進化によって確実に「楽」になってきています。
それ自体はとても良いことですが、こんなふうに感じたことはありませんか?

・ 東京都から始まった無痛分娩助成金
・吸収力抜群の紙おむつ
・ 楽ちんな液体缶ミルク
・ 次々に生まれる便利グッズ

子育ては楽になっているはずなのに、本質的な「産み育てる力」は弱くなってきている気がする。
アドバイスを聞き入れてもらえない。

そんな時、まずは「そんな環境だよね」と、ママを取り巻く「環境」に目をやり、環境から解決するように話を聞いていきます。すると、ママが自らが問題解決し歩みを変えるようになります。

いつも不安そうなママ、いつも情報を探しているママ、直感的に判断できず、正しい行動を求めて悩みの時間が増えているママ。(もちろん、これがパパの事もあります)。
楽で快適で、自分に負担がかからない子育てを探しているようにも見えてしまうことがあります。

しかしそれはママや「個人」の問題ではなく背景には、「社会の仕組み問題」があります。

産後の健康回復支援も社会保障もなく、復職して子育てと仕事の両立。手軽に使えるサービスを取り入れなければ子育てはできませんし、手間がかからない商品が手軽に変える環境がある。だからそれを使うのはある意味当たり前です。

楽になることは悪い事ではありません。しかし、両手を上げて喜べない問題があります。
それが、その“しわ寄せ”が赤ちゃんの健康や発育に向かってしまうことがあるという点です。

「波・強弱の自然法則」

ここで少し、自然の原理原則の話をします。

波には、高いところと低いところがあり、その高低の平均は「0」になります。
どこかが強くなれば、反対側は弱くなる。
この原理は、自然界だけでなく、人生のあらゆる場面に作用しています。

子育て環境にみる「強弱・波の法則」

先ほどの例を子育て環境で見てみると、

人工的なサポートが増える。便利さが増す。

その一方で、

身体が本来持っている力、回復する力、適応する力

が、使われにくくなっていくようになります。
これは「誰が悪い」という話ではなく、構造として起きていることです。

具体的に見てみると、無痛分娩は、お産の長時間化、鉗子分娩や吸引分娩率が高くなることが分かっていますし、紙おむつの快適さが増すと、おむつ使用期間が長くなり、4才5才でも紙おむつを着用しているお子さんが増えています。と、同時に、骨盤底筋への意識の弱さも生まれ、小学生からの尿漏れ問題も起きているわけです。

液体ミルク、粉ミルクはとても便利ですが、毎回毎日同じ栄養を与えるということは、日々の味の変化、栄養の変化がある母乳で育つのと比べて、腸内環境の育ちに差が出ることも考えられます。


ママが楽になると赤ちゃんが辛くなるの?

こう見ていくと、ママが楽になると赤ちゃんがネガティブな状態になってしまうのか!?と、と言いたくなるのですが、赤ちゃんのためにママが辛い思いをするべきだ、痛みや苦労に耐えるべきだ。と言ってしまうのも違います。こんな考えは在ってはなりません。

この様なことが起きないように支援していくのが私たち支援者の役割ですし、環境整備を進めるべき話です。

便利なものは使っていい。でも…

無痛分娩では、助産師、ママ、医師とのチーム医療が大切であり、いきむべき適切なタイミングで池めるように、事前のイメージトレーニング、呼吸や力を入れる練習、足腰を強めておくこと。これらが大切であると、産科麻酔科医の山崎ゆか先生は言います。

便利なものどんどん使っていいのですが、それにまかせっきりにしてしまうことや依存しすぎないことも大切で、何を選んでも陰陽の結果双方があることを知り選択していくことがだ大事です。

これらを見ながら、最適解を求めていくことが大切です。楽、快適、負担が無い。だけで物事を決めてしまうのは危険です。

(無痛分娩については、こちらでも書かせていただいています)

そうなる「環境」だよね

ママの悩みや相談を受けたとき、こんな風に考えてから、言葉を発してください。

「そうなってしまう環境だよね」

ポイントは、ママではなく“環境”に原因を置くこと

無痛分娩を選びたいのだって、

✅痛みに弱い
✅出産が身近にない環境で育った
✅出産のイメージが付きにくくて恐怖が先行する
✅女性だけ痛みをかんじなければならないことに違和感を持つ

など様々な背景があります。
さらに東京では、助成金まででて、高価な無痛分娩が選択しやすい「環境」が作られました。
すぐに復職をしたり、上のお子さんがいる場合、産後リカバリーが早いという無痛分娩を選択する考えもあります。

例えば、おむつが長期間化して外すのが大変といった話でも、紙おむつが手軽に購入できる環境が整っているからこそできた話しで、社会も「無理におむつはずしをしなくていい」という風潮です。
そういった環境なので、小学校入学前まで紙おむつを使用するお子様も増えてしまうわけです。

「そういった状況だよね」「そういった環境だよね」このように考えてから発言すると、ママ達は、

が生まれ、自然とたくさん話し始めます。この傾聴姿勢ができてから初めて、支援が動き出します。

傾聴「強弱・波の法則」

話しを聞くときに、こちらが控えめな姿勢でいれば、相手は話しやすくなりますし、小さな声ではなしていると、自然と相手は声のボリュームを上げたり、同調させて小さくなったり。相手を責めるようになれば、攻め返されるか引いてしまうか。会話にも、「強弱・波の法則」は働いています。

人体「強弱・波の法則」

この「強弱・波の法則」は、人体にもそのまま当てはまります。分かりやすいのが、筋肉です。
筋肉は、縮む筋肉と伸びる筋肉が同時にセットに存在します。必ずセットなのです。だからこそ、立つことができるのです。

片方の筋肉作用が弱まれば、その分を挽回しようと反対の筋肉は力を発揮して、ケガにつながったり、弱った筋肉に合わせて、元気だった筋肉が弱まることもあります。

妊娠中の尿漏れ、肩こり腰痛、坐骨神経痛
産後の偏頭痛、耳鳴り、手足のしびれ

この「強弱・波みの法則」をしっていると、トラブルケアもとっても簡単に覚えることができます。

産後ケアに関わる人へ

産後ケアに関わる人には、

を、構造として理解する視点と、どんどん変わる社会システムに抵抗しないで、民間連携をとり、よりよく環境を整えていくにはどうするかを考えることが大切です。
その一つとして、日本産後ダイエット協会では、産前産後のトラブルについて、原理原則の自然法則にのっとったケア、産後リカバリーを方法を普及する活動をしています。

↓ ↓ 画像をタップすると詳細ページに飛びます ↓ ↓

Contact us

ご予約・お問い合わせ

ご予約・お問い合わせはこちらへ
お問い合わせは24時間以内のお返事を
心がけております