子宮頸管無力症で切迫入院したママの産後ケア

子宮頸管無力症をご存じですか?妊娠中、子宮口が開き、赤ちゃんが落ちてきて流産&早産の危険性がある状態になります。

流産や早産の原因には、母体側の理由と赤ちゃん側の理由がありますがあり、最も多い原因は膣の細菌感染です。

しかし、子宮頸管無力症は原因不明で、一度そうなると次の妊娠でも同じように、陣痛が来る前に子宮口がひらきはじめ、

赤ちゃんが降りてきてしまうことになります。

 

さて、本日のテーマは、子宮頸管無力症ママの産後ケアについてです。

 

子宮頸管無力症ママの産後ケア

子宮口が勝手に開く、膣が緩むというのは、将来骨盤臓器脱リスクも高いと考えることができます。

切迫で入院していた場合、全身、特に下肢の筋力低下もおこしています。それをケアレスでいると、更年期から老年期

脱肛、脱腸、脱子宮といったトラブルが起きる可能性が高いのです。

子宮頸管無力症ママは、産後の骨盤エリアの筋力回復は、マストで行いましょう。

 

骨盤底エリアというと、骨盤底筋だけをイメージして筋力回復させればいいと思われがちですが、そうではありません。

チェックポイントはコチラになります

 

Contents

子宮頸管無力症ママの産後チェック

 

子宮頸管無力症だったママは、これからのフェムケアを考えて、ぜひ一度こちらをチェックして

 

☐尿漏れをしていないか?

している場合、どの程度か。織物シート、尿漏れシート、おむつレベルか

☐恥骨離開をしていないか?

している場合、指何本分開いているか?

☐歩くときに骨盤ががくがくする感じがないか?

☐内ももに力が入るか?

☐入浴時に膣にお湯が入り込まないか?

☐反り腰になっていなか?

 

骨盤帯や内転筋が弱くなり、上半身をうまく支えられなくなっているママもいらっしゃいます。

また、これからまたに妊娠を望むのであれば、しっかりケアしてからでないと、次の妊娠はもっと早い段階で切迫がおき、長期入院になる恐れもあります。

 

 

 

産後膣ケアを放置する危険性

膣のゆるみを放置すると、更年期からシニア期に骨盤内に収まる膀胱や子宮、直腸が下から飛び出してくる骨盤臓器脱を起こす可能性があります。

子宮頸管無力症や切迫経験ママは、分娩施設から骨盤臓器脱の注意を受けたかもしれませんが、実際にはどうやって予防をしていけばいいのか教えてくれるところは少ないです。

骨盤底筋エクササイズをすればいいと思っている女性が多いですが、骨盤底エクサの前に反り腰改善が必要ですし、産後は、下垂した臓器の引き上げも一緒に行ってあげましょう。

早くにケアをスタ―トすれば解決する問題も、長らく放置すると外科的手術で膣を狭くする、下垂した臓器をメッシュで押し上げる手術な度が必要になってしまいますので、放置せずに早めに専門家に相談しましょう。

 

 

骨盤底筋エクササイズは反り腰改善から

上記質問に多く当てはまった方は、さっそくEXERCISEを開始。

骨盤底筋を強化するには、反り腰を改善してからでないと効果が半減してしまいます。

反り腰でいると、骨盤底に力が入りにくいとともに、胃や腸なども落ちてきやすく、これが膀胱、子宮をさらに押し下げてしまう悪循環が起きます。

 

ステップ1  反り腰改善

ヨガのキャットアンドカウ、四つ這いから腰を前後に軽く揺らすエクササイズがオススメです。

ステップ2 恥骨筋、内転筋の筋膜リリース

骨盤の前方中央にある恥骨は、左右の骨盤恥骨結合という繊維軟骨でつなげています。

妊娠中リラキシンという、骨盤帯の筋力を弛緩させるホルモンのせいで、恥骨筋や内ももの筋力低下はして固くなっています。

これを放置する、骨盤底筋力アップの妨げとなりますので、しっかりほぐしましょう。

ステップ3 膣を締め上げるエクササイズ

骨盤底筋力を回復させるのは、尿道をしめて、おしっこを止めるようなエクササイズではなく、膣をしぼめて、膣を引き上げるようにするトレーニングが必要です。尿道と膣では力のかけ方が変わるのでしっかり理解しておきましょう。

 

 

下のイラストをご覧いただくとわかると思いますが、内ももの筋肉は骨盤に付着し、骨盤底筋とも深い関係があるのです。

 

内転筋群

無力症切迫入院を回避できるか?

産後、内転筋や骨盤底筋をはじめとする全身の筋力アップ、筋繊維を育てる食事アドバイスで、次の妊娠で入院回避をしたママが10名以上いらっしゃいます。

逆に、トレーニングをしても回避できなかったママは、トレーニングをそうそうに切り上げてしまったママで4か月入院となったママがいらっしゃいますが、そのほかの話しは今のところ聞いていません。

原因不明と言われている子宮頸管無力症が筋トレで改善できる、というわけではないのですが、症状を緩和させる効果はあるように思います。この10人以上のママたちも、妊娠中全く問題がなかったわけでなく、張りやすく、子宮頸管も短くなりやすい状態ではありました。

回避できるか否か、どちらにせよ絶対安静にしていた身体は、筋力低下しますので、筋力アップトレーニングはマスト!です。

オススメ!子宮頸管無力症ママのアフターケア

子宮頸管無力症ママの産後ケア
〇反り腰改善
〇恥骨離開改善のためのさらし巻き、殿筋群&内転筋強化
〇臓器下垂引き上げトレーニング
〇膣を吸い上げる力をつける
〇骨盤底筋リリース

個人的には、医療ケア、膣ハイフや骨盤底筋のEMS(電気刺激)を取ってもお勧めいたします。

 

膣ハイフ

超音波を膣の粘膜下に集中して当てて熱を発生させることにより膣の組織に軽いダメージをあえて与える治療法です。ダメージを与えることで、約3週間~1年にわたり修復しようとする力が働き、新しいコラーゲンが生み出されます。 これによりコラーゲンがどんどん増えていくことで膣に弾力が生まれ厚くなり、膣のゆるみが改善し、骨盤臓器が下降しにくくなりますし、尿漏れも止まり易くなります。

膣に機械を入れますが、エコーと同じ感覚なので、痛みなどもありません。

相場が1回66000円程度ですが、その後の人生を考えると決して高くない投資だと思います。

膣の渇きも改善されて、女性としての輝きがホルモンレベルでましていきますので、美容に使うお金も削減できるかもしれません。

提携病院の五反田駅前アロリエクリニックでは、2023年7月いっぱい、日本産後ダイエット協会の紹介ということで20%オフで治療が受けられますので、ぜひこの機会に試してみてください。

 

 

骨盤底電気治療器

電極が内蔵された座布団のような椅子に座るだけで済む、着衣のままできるこちらは

アロリエクリニックでは、初回5600円、2回目以降:8,000円、35,000円(5回セット)で受けられます。とてもリーズナブルなのに、骨盤底筋の締まり具合は、驚きのレベルです。

 

子宮頸管無力症を経験されたママはぜひ、マストで受けてもらいたいです。膣ハイフよりずっとお手頃ですし、一度真剣にお試しを考えてもらいたいです。

電気刺激によって骨盤底筋が引き締まり、それと同時に骨盤の前傾も修正されやすく、この高い効果は自力の運動では得られないと驚きました。

医療治療器認定をとっている同様の椅子に座るエムセラと比べて遜色ない骨盤底の締まりです。

出産が終わり、お股のゆるみは、気になるものの人生を脅かすものではない。と放置をしないでほしいです。更年期から老年期、生活面で困ったことが起きる前に、お試しください。

 

 

 

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