産後ケアや産後ダイエットは産後1年に限定される時代は終わった。

産後ケアや産後ダイエットが産後1年に限定される時代は終っていると思います。閉経後、30年40年生きる私たちは、その閉経後にやってくる心身の変化に備えて40代~60代に今一度、産後ケア、産後ダイエットが必要です。

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なぜ、40代~60代に産後ケア?

通常、この年代は更年期。

更年期ケア、更年期ダイエットでいいはず。確かにその通り。

ではなぜ、あえて更年期に産後ケア、産後ダイエットというのか。

 

 

ケース1 尿漏れ、骨盤臓器脱が起きる 

妊娠出産によって腹筋群(特に腹横筋)が緩み、臓器を支えられず、臓器下垂が起きている

下垂した臓器によって、膀胱が圧迫。

頻尿、腹圧性尿失禁が起きる。

 

 

ケース2 尿漏れ、骨盤臓器脱がおきる

妊娠によって反り腰になる

反り腰は骨盤底筋や腹筋群に力が入らなくなるので、尿漏れや膀胱瘤、子宮脱などの骨盤臓器脱を引き起こしやすくなる。

 

ケース3 痩せにくい

産後おっぱいが出ず、産後に使われるべき脂肪がそのまま残っている。

おっぱいが出ないのも代謝不良が原因。この代謝不良は、日ごろの生活習慣も影響するが、妊娠中のホルモン変化、姿勢変化、ストレスを引きづっていることも考えられる。

 

ケース4 痩せすぎ

もともと痩せ体質だった女性が、授乳によって栄養や脂肪を放出する方にスイッチが入ったままになる。

いくら食べても太れず、免疫力や筋力低下、老け顔、老け姿勢になる。

 

産後ケアレスによって、様々なことが40代~60代の身体、それ以降にも起きている可能性があるのです。

 

例えば、尿漏れしている、太っている、痩せ体質だ、という現状を見ただけで対策を講じてしまうと、根本原因を解決していないことになり、場合によっては不要な服薬、手術をする羽目になるかもしれません。

 

更年期の脂肪蓄積に注意

ガンのリスクファクター

産後太りを放置して更年期、閉経を迎えると、乳がん、子宮対岸、卵巣がんのリスクが増えます。

妊娠中に蓄えた脂肪は、授乳で消費されるはずでした。

しかし、様さまな理由でミルク育児になった場合、1日500から700キロカロリー消費される予定で蓄えた脂肪が、そのまま残ってしまうことになります。

 

肥満による尿漏れ、糖尿病など、様々な疾患のリスクファクターになりる脂肪。

早めに燃焼していくことが大事です。

 

でないと、、、、

病気やけがによる高額な医療費、長年の介護費用が必要となってしまうんです。

これは、家族にとっても辛いこと。早めに脂肪ケアしましょう。

 

妊娠中から産後、母親となった女性の心身には大きな負担がかかりました。

5キロ10キロと体重が増える赤ちゃんを抱っこ、おんぶして子育てをしてきたからだは強く歪みや筋力のアンバランスを作り出しています。

この歪みをもったまま閉経して骨が硬くなるとどうなりますか?

筋力のアンバランスによる転倒骨折、体重がかかるほうの下肢軟骨のすり減り、痛みから、家にとじ込もり、肥満、合併症、、、、長期寝たきり、長期介護へとつながっていくことも考えられます

また、姿勢の悪さは自律神経の働きも悪くします。

 

閉経を迎える前に骨格のバランス調整、筋力回復がとても大事になってくること、おわかりいただけましたでしょうか?

 

 

 

子宮頸管無力症で切迫入院したママの産後ケア

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